1日中動いてやっと眠れる夜、赤ちゃんがいるとスムーズに
「おやすみー!」とはいきません。
最後の一仕事、寝かしつけが待っています。
これがなかなか大変で、中には数時間も寝てくれない
赤ちゃんもいると聞いたことがあります。
明日も家事や仕事が待っているママパパからすると、
寝かしつけに時間を取られて十分に眠れないというのは死活問題です。
寝かしつけにコツはあるのでしょうか?
悩んでいた私は、保育園の先生からの
目からうろこのアドバイスに救われました。
私の経験を元にお話しさせていただきたいと思います。
なかなか寝てくれない赤ちゃんにお困りの方の参考になれば幸いです。
赤ちゃんの寝かしつけるには音楽が良い
私は子育てをしながらフルタイムで仕事をしていた為、
帰宅後はクタクタで、すぐにでもベッドに潜り込みたい!
そんな状態でした。
ですが、まだ小さいのに朝から夕方まで保育園で頑張ってきた娘。
夜くらいはゆっくり遊んであげたいという親心で、疲れている体に
喝を入れ、頑張って遊ぶ時間を作っていました。
そしてやっとベッドに入る時間です。
私は今にも眠ってしまいそう、という状態ですが
娘は完全に覚醒していて、横になるどころか何度も体を起こし
おしゃべりしたり、歌いだしたり、踊りだしたり。
可愛いなあと思う余裕がない疲れた夜には、そんな様子の娘に
ついついイライラしていたのを覚えています。
寝かしつけに時間が掛かればかかる程、気持ち的にもどんどん
焦りが出て、しんどくなってくるものです。
「なんで夜なのに寝てくれないの?」「私はいつ休めるの?」
「明日も朝早いのに」
薄暗い部屋でなかなか寝てくれない娘を見つめながら、
そんなことを考えて涙が出てきたこともありました。
今ではそんな時もあったなあ、懐かしいなあと微笑ましく思えるのですが、
当時は娘がなかなか寝てくれないということが
体力的に本当につらかったです。
こんな日々が続いていては体がもたないと思った私は、
保育園の先生に相談しました。
「寝かしつけても全然寝てくれないのですが、
保育園でお昼寝の時はすぐ寝ていますか?」と。
すると先生は、「お昼寝の時はトントンしてあげるとすぐ寝ていますよ」
と衝撃発言。
保育園の先生の言うことだから素直に聞けるとか、
お友達もみんな寝ているからつられて寝ているとか、
そんな可能性もありますが、先生はわたしに大事なヒントをくれました。
「お昼寝タイムになる少し前から、いつも決まった音楽をかけているんです。
そうするとみんなお昼寝の音楽だ、って分かるので
自然とお布団に入ってくれるんですよ。」
なるほど!寝る前にいつも同じ音楽をかけると、
この音楽=お昼寝の時間というふうに習慣づけることができるのか!
と目からうろこでした。
さすが保育園の先生、私が思いつかなかった方法をさらりと教えてくれました。
いいことを聞いた!早速試してみよう!と
意気揚々と帰宅しました。
赤ちゃんの寝かしつけにはコツがあった
先生から聞いたアドバイスを元に、まず我が家での寝る時の音楽を決めました。
オルゴールのメロディーを、寝る時間の
5~10分くらい前から流し始めることにしました。
私は音楽をかけ、「ふあ~。」とあくびの真似をしたり、
両手を合わせ頬にあてて目をつむり、眠るポーズを見せたりしました。
寝るときの音楽だよ、とイメージ付ける為です。
その後はいつも通り、絵本を読んだりお腹をトントンしたりして、
娘が眠るまで待ちました。
次の日の夜、寝る時間になったので寝るときのメロディーを流しました。
すると当時まだ2歳なったばかりの頃だった娘が、
はっとした顔をして、昨日私がとった眠るポーズをやってみせたのです。
小さいながらに、眠る時の音楽だと覚えていてくれたようです。
音楽と睡眠を結びつけるこの方法は、効果があるかも!
と手ごたえを感じました。
その後も毎日、寝る時間が来る前に決まったメロディーを流すと、
すっかり習慣づいたようで、毎日とはいきませんが
自分からベッドに入り、私に絵本を読んで欲しがるようになりました。
いつものメロディーを聞くと眠くなる、条件反射のような寝かしつけの方法です。
大体はこの流れでスムーズに寝てくれるようになりましたが、
たくさん遊んだ日の夜なんかは、興奮してなかなか
静かにしてくれなかったり、お喋りが止まらなかったりする日もありました。
そんな日にできることは、もうありません!笑
そのまま起こしておくもよし、気の済むまで遊んであげるもよしです。
眠る気配がない子を寝かせようと躍起になってイライラするよりも、
たまにはいいかと諦めてしまうと気持ちがラクになります。
まとめ
いつもの音楽が流れたら眠る時間と習慣づけるこの方法、私は確実に
効果を感じていました。
絵本を何冊も読むのも、眠るまで何時間でもトントンしてあげるのも
いいですが、毎日だと疲れてしまいます。
心地よいメロディーで大人も子どももベッドに入る習慣がつくと、
毎晩の寝かしつけの負担がぐっと軽くなるのではないでしょうか。
どうしても寝てくれない日は、一緒に夜更かしもたまになら大丈夫!
そんなゆとりある気持ちで子どもと向き合いたいものです。