そろそろ、ダイエットより健康な身体を願うお年頃に
なってきました。
職業柄、安定した声を出したいのに体力がついていかない。
声帯も筋肉の一部。 使わないと衰える…。
とにかく楽しんで身体作りをしたい!
トランポリンに出会い、これが実現しました。
「らららトランポリン」で、自然に声の出し方が
上手になってきたようです♪
ある情報番組で、体育館の大きなトランポリンで
遊んでいる子供たちの姿をたまたま見ました。
5年前のことです。
ポヨンポヨンと跳ねて転んで楽しそう!
これだったら身体の重くなった私でも、軽々と跳ぶことが
できるんじゃない? 良い運動になりそうだし!
でも、大の大人がこんな風にはしゃぐのはね…と思って
いたら、家庭用のミニトランポリンなるものがあると
知りました。しかも、体幹も鍛えられる、とのこと。
実は、体幹を鍛える他に、私にはもうひとつの野望が
ありました。
もしかしたら肺活量アップで良い声が出せるのでは?
…という期待です。
詳しい説明は省きますが、私は声を使う仕事をしてきました。
ですが年々体力とともに声量も落ちてきて、思うような
声が出せなくなり、何となく気が晴れない毎日…。
トランポリンで跳ねながら笑顔で歌えるようになれば、
歌って踊れる、ミュージカル女優のような身体作りが
できるのでは?(予定はないが)
期待は膨らみます! さっそく試してみることにしました。
「家庭用ミニトランポリン」をネットで検索。
今はトランポリンクッションというものもありますが、
数年前は丸くて脚のあるトランポリンが主流でした。
値段は安いほうがいいけれど、すぐに調子が悪くなったり
音がうるさいのは避けたい。 体重制限もチェックです。
口コミの評判を参考にして、1万円くらいのものを選び
注文ました。
到着したトランポリンは、脚を6本取り付ければいいだけの
簡単組み立て。
脚の底にはゴムが付いていましたが、念のため四角く切った
クッション素材のシートを、足の下に敷いてみます。
ポンポンと跳んでみると、少しキシキシ音はしますが
うるさいほどではありません。
まずはテレビを見ながら跳んでみましたが、息が切れて
5分も続けられない…。
あまりの体力のなさに、「こんなはずでは…」と驚きました
1週間後、5分跳んでも息切れしないようになり、
少しずつ時間を延ばして、何とか15分続けられるように!
そこで、今度は歌いながら跳んでみます。
いつものように歌詞を見ながら歌おうとすると、
持っている腕が上下して文字が読めないことが判明(笑)
歌詞も身体も一緒に跳ぶから、目線はブレないものと
思っていましたが、そう甘くはありませんでした。
気を取り直し、歌詞を覚えている歌でトランポリン再開。
地声ではわりと上手く歌えますが、ファルセットは
音程がブレます。 長音も続きません…。
「よし、これを克服するぞ!」と俄然やる気が湧いて
きました!
単純に楽しそうで試してみたくなったトランポリンですが、
好きな歌を歌いながら、というのは私にとっては大正解!
少し苦しくても、「良い声が出せるようになる!」と
思うと辛く感じないし、むしろ気分が上がります。
私はこれを、「らららトランポリン」と名付けました。
1日15分、週に3日ほどの「らららトランポリン」で、
地声はより深く、ファルセットは音程もブレずに、長音も
ある程度はキープできるように!
もしかしたらミュージカルも夢ではない♪(予定はないが)
体幹も鍛えられているのか、電車の中で立っていても
ヨロっとしなくなりました(笑)
身体が上下に揺れることで、血液やリンパの流れが良くなる
効果もあるようで、夜中に足がつらなくなったのも嬉しい!
ただ、気になることがひとつ。
上下に激しく揺さぶることで、胸を支えているクーパー靭帯が
伸びたり切れたりして、胸の位置が下がってしまう危険性が!
これは、私がトランポリンを始めた頃には見つけられなかった
情報でした…。
でも、今はとても便利です。バストバンドという、胸の揺れを
サポートするグッズもありました。
これで安心して続けられそうです♪
体幹を鍛えるだけでなく、身体を動かしながら無理なく
歌えたら…
トランポリンだったら、楽しくできる予感がしました。
まずは基礎体力をつけ、15分まで持続できるようになった
ところで、歌をプラスしてみる。
今では、跳びながら自然に楽に歌えるようになりましたよ♪
バランス感覚も鍛えられ、背筋がピシッと伸びた気がします