小さなころからたくさんのものを見せてあげたい、
経験させてあげたい、思い出を作ってあげたい…
子どもを持つお父さんお母さんならみんなそう思いますよね?
旅行はそんな思いを形にしてくれる、大きな楽しみの一つだと思います。
でも乗り物での移動は、お子さん連れだとぐずったり、
周りに気を使ったりして疲れることもあるかと思います。
今回は赤ちゃんを飛行機に乗せた時に穏やかに過ごせるよう、
ぐずらない方法やおすすめグッズを紹介したいと思います。
赤ちゃんと飛行機での過ごし方|乗る前に確認しておくこと
<赤ちゃんは何歳から搭乗可能?>
そもそも飛行機は何歳から乗れるのでしょうか?
世界中の航空会社の共通ルールとはなっていませんが、
国内線、国際線ともに生後8日以降の赤ちゃんなら
搭乗可能な航空会社が多いようです。
ただ生後1か月検診を受けて体調を確認して
からのほうが一般的です。
<座席>
赤ちゃんや子供は、ちょっとしたことでトイレに
行く回数が増えたりすることはよくあります。
窓側の席だと景色を見て楽しむことはできますが、
トイレに立つとき通路側の方に立ってもらわないと
出れないので、お子さんがもう少し大きくなるまでは
通路側の座席を確保することを自身の経験からおすすめします。
<トイレの場所、中の広さを確認しておく。>
座席を選ぶときにトイレの場所や広さも確認しておきましょう。
おむつ替えをするとき、トイレの交換台を使えますが、
スペースが小さくて不安定なので、安全に気を付けましょう。
<バシネット>
多くの航空会社にはバシネットという
簡易ベビーベッドを備え付けています。
赤ちゃんとはいえずっと膝上に乗せたままでは大変。
でも赤ちゃんが寝ている間利用できれば助かりますね。
数に限りがあるので事前に予約しておきましょう。
<空港内の子供施設の場所を確認>
ほとんどの空港にはキッズコーナーがあって、
子供たちを自由に遊ばせられる施設があります。
先にたくさん遊ばせて適度に運動させておけば、
飛行機に乗った時ぐっすり寝てくれるでしょう。
空港内は広いので向かう前に場所を確認しておく
ことをお勧めします。
赤ちゃんと飛行機での過ごし方|事前に用意しておくもの
<おもちゃ>
飛行機に乗るときは普段使っているお気に入りのおもちゃと、
お子さんの好きそうな新しいおもちゃを用意してあげましょう。
絵本やおやつなど、目新しいものを
見せてあげると間が持ちます。
機内では動きが制限されるので赤ちゃんのお気に入りや
興味のあるものを手元に置いて飽きさせないように
してあげましょう。
音が鳴るものは控えましょう。
おもちゃや絵本をプレゼントしてくれる航空会社もありますよ。
<おむつ>
まだおむつのとれていない赤ちゃんはお腹の調子も不安定。
高度も高くなるので、急にお腹を壊すこともあるかもしれません。
普段より多めにおむつは持っていきましょう。
<離乳食、ミルク>
もし母乳だけではなくミルクも飲めるようであれば
粉ミルクや離乳食は多めに持っていきましょう。
お湯は飛行機内にもありますが、持ってきてくれるまでに
時間がかかる時もあります。
欲しがった時、すぐあげられるよう
自分で用意しておくと安心です。
私は、空港内のお湯が出る場所でタンブラーに入れて
それとは別に常温水をペットボトルに入れて持っていました。
季節によっては機内が寒い場合も多いので、
荷物にはなってしまいますがお湯の温度調節も自分でできます。
赤ちゃんと飛行機での過ごし方|事前にしておくこと
<適度な運動>
狭いスペースでじっとしていることは、
赤ちゃんにとっては難しいと思います。
飛行機に乗る前に空港内のキッズスペースでたくさん
遊ばせてあげると心地よい疲れが出て
すんなり寝てくれるかもしれません。
<お腹を満たしておく>
赤ちゃんは言葉が話せないので泣いてお知らせしてくれます。
ただ、機内の中なので声の大きさには気を使いますよね。
できるだけぐずらないよう乗る前に8分目くらいまで
お腹を満たしてあげましょう。
赤ちゃんと飛行機での過ごし方|機内での過ごし方
<気圧の変化に気を付ける>
離着陸の時、耳が痛くなったり、詰まるような
感覚になったことはありませんか?
赤ちゃんは大人のように唾を飲み込んだり、
飴をなめたりするような対策はできません。
母乳、ミルクを飲ませたり、普段使ってるなら
おしゃぶりなどをあげて耳の不快感を
取り除いてあげましょう。
<体温調節>
機内、空港、外は温度がそれぞれ違います。
機内では温度が変化するので、羽織物や着替えは持ち込んで
服を調節してあげましょう。
<CAさんに声掛けする。>
お母さんと赤ちゃんだけで飛行機に乗っていて、
お母さんだけトイレに行きたいとき、
物を落としてしまったけど、膝上に子供が乗っているので
取れないなど、誰かの手が必要な時はCAさんに伝えてみましょう。
<安全に過ごす>
座席のリクライニングのレバーや、ひじ掛けの部分など、
座席周りには赤ちゃんや幼児の指が入りそうな
隙間がけっこうあります。
タオルをかけるなどして手を挟んだりしないよう
気を付けてあげましょう。
赤ちゃんと飛行機での過ごし方|まとめ
今回は赤ちゃん連れで飛行機に乗る時の過ごし方や準備について
紹介しました。
できる準備はしっかり整えて、赤ちゃんも、お父さんお母さんも
楽しく過ごせる旅行になると良いですね!