自宅の敷地内であれば特に問題はないのですが、公共の道路などの除雪範囲が問題となります。 豪雪地帯では、市町村が雇用した除雪業者が一部を除雪してくれることもありますが、そうでない場合は自分たちで除雪を行う必要があります。
しかし、どこまで除雪すれば良いのか判断するのは難しいですよね。
そこで今回は、道路の雪かきや、他人の家の前に雪を捨てた場合の影響などについて調査し、まとめてみたいと思います。
雪かきをする際、道路のどこまで除雪すべきか?
さっそくですが、道路の雪かきはどこまで行えば良いのでしょうか? 調査した結果、
除雪車が通る道路の場合
自宅の前(歩道があれば歩道の辺りまで)の雪を除雪する程度で、車道は触らなくても大丈夫です。
これは除雪車が通るため、当然といえますね。
除雪車が通らない道の場合 基本的には自宅の前の道路だけで良いのですが、向かい側に家がある場合は道路の半分までとなります。
雪が降らない地域の場合
雪が普段降らない地域でも、数年に一度は大雪に見舞われることがあります。
ただ、そのような場所は地域全体が雪に慣れていないため、とりあえず家の前くらいは除雪しても良いですが、それ以外の範囲については近隣の方々と話し合ってからの方が良いでしょう。
また、雪が降らない地域での大雪は積雪量が数センチ程度なので、その後の気温によっては1~3日程度で雪が溶けることも珍しくないので、あまり積もっているように見えなければ、場所によっては雪かきをしなくても大丈夫かもしれません。
雪かきをする際、道路のどこまで除雪すべきか?他人の家の前に雪を捨てるとどうなる?
道路の雪かきをどこまで行えば良いのかは大体わかりましたが、問題は雪かきで取り除いた雪をどこに捨てるかということです。
基本的には自宅の敷地内に捨てるのが最善ですが、スペースがない場合もあります。 そういった時に他人の家の前に雪を捨ててしまった場合、どうなるのでしょうか?
答えは、トラブルの元になる、です。
当然と言えば当然ですが、他人の家の前に無断で雪を捨てれば、当然怒られます。
実際に、雪を捨てる場所に関するトラブルは多く、少し調べるだけでもいくつかの事例が見つかります。 言い争いになるケースもあれば、雪を捨てた側に逆に捨て返されるなどの事例もあります。
また、場合によりますが、他人の家の前に雪を捨てると何らかの法律に違反し、最悪訴えられる可能性もあります。
雪を捨てる場所については、近隣の人と相談して、なるべく迷惑にならない場所に捨てるようにするか、雪が少なければ雪かきではなく融雪剤や融雪マットなどを利用するなど、何らかの対策を講じることが望ましいでしょう。
雪かきをする際のマナーや暗黙の了解は存在する?
ところで、雪かきをする際には、暗黙の了解やマナーといったものが存在するのでしょうか? 調査した結果、そういった暗黙の了解やマナーが存在する地域もある、という結果になりました。
そのような暗黙の了解は地域ごとに異なるようですが、基本的には自分の敷地周辺は自分で除雪し、他人の敷地など迷惑になる場所には雪を捨てないことが、暗黙のルール、あるいはマナーと言えるでしょう。
また、雪かきのルールがしっかりと定められている地域もあるとのことなので、暗黙の了解を探す前に、きちんとしたルールが存在するかどうかを調べることが重要です。
このような暗黙の了解やマナーは、昔からその地域に住んでいる人にとっては常識となっているため、そこまで問題はないでしょうが、雪が降らない地域から引っ越してきた人にとっては、知らない間にトラブルが起こる可能性もありますので、個人的にはルールが明確に定められている方が安心です。
雪かきをする際、道路のどこまで除雪すべきか?他人の家の前に雪を捨てるとどうなる?まとめ
今回は、雪かきについて調査し、まとめてみましたが、参考になれば幸いです。
自宅の敷地内であれば特に問題はないのですが、敷地外となると色々と困ることがあります。 特に、道路は生活に必要なものなので、雪かきをしないわけにはいきません。
どこまで除雪すれば良いのか、と悩む人も多いでしょう。
とりあえず、自分の家の前を除雪しておけば最低限は大丈夫ですが、雪を捨てる場所によっては何らかの法律に触れる可能性があるので、雪かきよりも雪を捨てる場所に気をつけた方が良いかもしれません。