夏になると特に暑さで食べ物が腐ってしまったりするので
保存方法を気にする必要があります。
怖いのが食中毒ですよね!
なってしまうと下痢や腹痛、嘔吐に襲われてしまい
辛い思いをしたことがある人もいると思います。
食中毒になった時どれほどの時間で下痢などの症状が出るかというと
それは原因となる物質によって大きく変わっていきます。
食中毒の原因になる菌はたくさん存在します。
ここで詳しく紹介する鶏肉からの感染が多いのは「カンピロバクター菌」で
牡蠣から感染が多いのは「ノロウイルス」です。
私は主婦なので毎日3食食事を作っていますが…
夏に朝作った煮物を冷ましてから冷蔵庫に入れようとそのままに
しておいたら、冷蔵庫に入れるのを忘れて出掛けてしまいました。
部屋のエアコンもついていなかったので
夕方帰ってきたときに煮物が腐ってすっぱい臭いがしました。
夏の暑い時期はこのくらいの時間でも腐ってしまうことが
あるので注意が必要ですよ!
気になる食中毒 と時間 。鶏肉の場合
鶏や豚、牛などの腸内に存在するのが「カンピロバクター菌」です。
この「カンピロバクター菌」が原因で食中毒の症状が出るまでの
期間は1~7日間くらいで他の菌に比べると長いのが特徴です。
症状は下痢だけでなく以下の症状が出ることもあります。
①腹痛
②発熱
③倦怠感
④頭痛
⑤めまい
⑥筋肉痛
風邪の症状に似ているので自分が食中毒になっていることに
気付かないことがあるので注意しましょう!
自分に風邪だと勝手に判断してしまうと危険なので
医療機関を受診することをおすすめします。
「カンピロバクター菌」は酸素がある環境で30~46度くらいの温度だと
どんどん増殖してしまいます。
逆に酸素の少ない環境や食べる前しっかり加熱調理することで
食中毒になるのを防ぐことが出来ます。
調理するときに食中毒にならないためのポイントを
押さえておくことが大切ですね!
気になる食中毒と 時間。 牡蠣の場合
牡蠣で食中毒になったことがある人は多いかもしれません…
私も牡蠣は大好きで食べますが食中毒になった経験はありません。
しかし食中毒になる人が多いイメージはあります。
「ノロウイルス」が原因で食中毒の症状が出るまでの
期間は1~2日間くらいです。
水温が上がる夏に旬をむかえるイワガキはノロウイルスより
腸炎ビブリオという菌が原因で食中毒になることがあります。
「ノロウイルス」と「腸炎ビブリオ」は食べる前に加熱することで
それほど心配することなく食べることが出来ます。
しかし牡蠣は生で食べたいときがありますよね!
私も生牡蠣は大好きです。
そんなときに気になるのが食中毒…
スーパーでは食品衛生法で定められた細菌数をクリアしている
牡蠣が発売されていますがその細菌にノロウイルスは
含まれていません!
そのため絶対ノロウイルスなどの菌が入っていない
絶対安全の牡蠣はありません。
食中毒にならないために自分で出来ることを紹介します。
①体調が悪いときに生牡蠣を食べない
②新鮮な牡蠣を購入する
③保存する場所は4度以下を保つ
④食べる前は牡蠣を水道水でしっかり洗う
⑤調理器具や手を清潔な状態にする
まとめ
鶏や豚、牛などの腸内に存在するのが「カンピロバクター菌」で
食中毒の症状が出るまでの期間は1~7日間くらいです。
牡蠣の中に存在する「ノロウイルス」が原因で食中毒の
症状が出るまでの期間は1~2日間くらいです。
このように食中毒の菌によって症状が出るまでの期間が異なります。
食中毒を引き起こさないための調理ポイントを
しっかり理解しておくことが大切です。
調理の段階で食中毒の菌を減らすことが出来たり
食材を正しい方法で保存することで菌の増殖を防ぐことが出来ます。
一般的に食中毒になりやすいのは小さな子どもや高齢者など
体の抵抗力が弱い人です。
その人たちが食べる食事には特に注意が必要です。