熱中症の症状で知っておきたいこと!看護の必要や血圧の低下など

検温画像 身体の管理
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近年、地球温暖化に伴って夏の気温はどんどん上がってきています。

「熊谷」では40度まで上がることも多く、東京でも35度以上を越すのが当たり前になってきました。

筆者が子供の頃「今日は30度だよ!暑いねー」なんて話していたことを思うと、確実に地球の気候が変わってきているのだと実感します。

 

そんな気温の上昇に伴って心配になってくるのが、熱中症ですよね。

2019年、熱中症で救急搬送された方はどのくらいいるか。

総務省は、熱中症救急搬送患者数を36,755人と公表しています。

2018年8月は30,410人で6,345人増えています。

 

そして。年齢区分別で見ると一番多いのは、高齢者です。

熱中症というと屋外でなるイメージですが、そうとも限りません。

クーラーに慣れていない高齢者が自宅でクーラーをかけなかったら熱中症になってしまったという話もよく聞きます。

こういったケースから、昭和の頃の夏と同じように捉えていたら、とても危険だということがわかります。

 

ちなみに熱中症は屋外では平気だったのに、自宅に帰った途端に具合が悪くなってしまうケースがあります。

そう、時間差で症状が出ることがあるのです。

このように意外と、熱中症は知られていない症状やケースもあります。

 

処置が遅れると命にも関わるほど怖い熱中症。

こちらでは、ご自身の熱中症の対策はもちろんのこと、身近な方がなってしまった場合の看護についてもご紹介します。

 

熱中症の症状と看護

室内温度設定画像

 

一言に熱中症といっても、実は症状は様々です。

熱中症にはどのようなケースがあるのでしょうか。

いくつかある症状と熱中症の応急処置についてお伝えします。

 

・熱失神

 熱失神は皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳の血流が悪くなることに   

 よって起こります。 

 症状:めまい、一時的な失神、顔面蒼白、脈が早く弱まる

 

・熱けいれん

 大量に汗をかいたときに水だけを補給すると、血液の塩分濃度が低下し

 足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴った痙攣が起こります。

 症状:筋肉痛、手足がつる、筋肉のけいれん

 

・熱疲労

 大量に汗をかいた際、水分の補給が追いつかないと脱水状態になり熱疲 

 労の症状が出ます。

 症状:全身倦怠感、嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下

 

・熱射病

 体温上昇により中枢機能に異常をきたした状態、意識障害が起こります

 症状:体温が高い、意識障害、呼びかけへの反応が鈍い、ふらつき

 

熱中症が疑われる時の応急処置、看護

 

熱中症はとにかく適切な応急処置が最も大切です。

例えば水分を摂れる場合と、吐き出してしまう場合とでは対処方法も変わってきます。

 

意識がない、水分を自力で補給できない、こういった場合はすぐ医療機関にかかりましょう。

自己判断で応急処置をするのはとても危険です。

 

意識があって、水分を摂れる場合、涼しい場所へ避難し太い血管(首、脇、関節)部分をアイスノンで冷やしましょう。

そして電解質を含んだ水分を摂りましょう。 

ただし、「呼びかけに対する反応が鈍い」などの症状がある場合は、水分が気道に流れ込んでしまうことがあるため、無理に飲ませず医療機関にかかりましょう。

 

熱中症の症状とは? 血圧が低下した場合!?

水と帽子

 

熱中症とは、気温が高い環境で生じる健康障害の総称ですが、炎天下特有のものではなく、湿気の多い時期や、夜間でも起こる可能性があります。

場所に限らず、体の熱を体外に放出できない状態で起こりうるため、注意が必要です。

 

環境省は熱中症の重症度を次のように公開しています。

 

重症度Ⅰ

めまいや、立ちくらみを自覚する。

筋肉痛やこむらがえりがある。

拭いても、拭いても汗がどんどん出てくる。

 

重症度Ⅱ

頭痛、吐き気、嘔吐がある。

体がだるい、体に力が入らない、集中力や判断力の低下

 

重症度Ⅲ

意識障害がある

けいれんが起こる

運動障害

 

重症度Ⅰ、Ⅱはその場で応急処置をして、それでも症状の改善が見られない時は医療機関へかかりましょう。

重症度Ⅲはすぐに救急車を呼ぶレベルです。

 

血圧が低下した場合はどうすればいいの!?

 

熱中症から脱水症状が起きると、高血圧の方でも、血圧が低下します。

結論から言うと、血圧の低下が見られて意識がしっかりとしている、水分が摂れる場合は、電解質を含むスポーツ飲料を飲みましょう!

 

熱中症にかかると脱水状態になり、身体の水分と一緒に、血液の量も減りそれによって血圧も下がります。

電解質が失われやすくなり、それによってカリウムイオンや、カルシウムイオンが不足すると足がつったり、しびれや脱力が起きます。

ですので、熱中症対策には、ただ水を飲むだけでは不十分で、電解質を一緒に摂る必要があることを覚えて起きましょう。

 

熱中症看護のまとめ

 

以前ニュースで小学生が水分をとっていたにもかかわらず、屋外で熱中症になり死亡したと報じられていました。

ちょうどその頃は、日中35度以上の猛暑が連日続いていました。

筆者には小学生の子供がいるため、そのニュースが人ごとのようには思えませんでした。

 

なぜ水分をとっていたのに熱中症になってしまったのか。

その理由は、いくつかあるかもしれません。

ですがその中でも、ニュースで報じられていたのはその小学生の飲んでいたものが「お茶」だったことです。

 

お茶は通常の水よりも体への吸収率が悪いのです。

熱中症を予防する上では、適切ではありません。

ここで説明したように熱中症対策には、電解質を含んだ水分が一番です。

 

スポーツドリンクを良しとする小学校はまだ少ないかもしれません。

ですが、現在の教師が子供の頃に過ごした夏の気温と現在ははるかに温度が違います。

教育現場も環境の変化に臨機応変に、命を守るために危機管理をもう一度見直す必要があるのかもしれません。

 

知っておくことで守れる命があります。

正しい知識をもとに、熱中症予防をしていきましょう!

 

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