大人にも子供にも人気のある枝豆!
大人ならお酒のおともにおつまみとして枝豆があればいいですよね。
子供も一緒に食べられるのもいいところ。
お弁当のおかずとして、彩りもよくなり隙間を埋められて助かる一品です。
枝豆は、大豆がまだ青く未熟な時期に収穫したもののことをいいます。
枝豆という植物が存在するわけではなく、植物として同じものですが、
大豆は「豆類」で、枝豆は「野菜類」という風にわけられています。
同じものでも豆類と野菜類の分類が違うんですね!
夏が旬の枝豆は、家庭菜園でも人気な野菜で、比較的作りやすいです。
今回は枝豆の栽培方法とその際に大事な害虫対策、
おいしく食べられる茹で方もお伝えします。
枝豆の栽培での害虫対策
まずは家庭菜園での栽培の流れをご紹介します。
準備するもの
プランター
深さ25cmくらい
土
安価な土は避け、安全で品質のよい野菜用の土
①枝豆の種をまく
4月上旬から5月上旬にします。
夏野菜は寒さに弱く、暑さによって乾燥して実が付きにくくなるなど、
種まきの時期によってその後の成功率が変わってきてしまいます。
5月上旬くらいがまきやすい時期ですが、寒さが心配であれば
4月下旬でも大丈夫です。
4月中であれば防寒対策のためや、あとは鳥などからの被害から
守るためにも不織布などでをしっかりと対策しましょう。
②芽が出たら花が咲くまで成長を見守ります
種をまいてから50~60日くらいで花が咲きます。
花が咲いたら、実が育つように水やりを忘れないようにしましょう。
また、防虫ネットなどを使って害虫から守りましょう。
③収穫
花が咲いてから30~40日くらいで収穫可能です。
一般的には6月下旬~8月中旬ごろまで収穫を楽しむことができます。
枝豆は害虫による被害が多く、早い時期からネットを掛けておきましょう。
ネットを固定しておくと虫がネット内に入ってくるのを防ぐことができます。
主に注意したいのはカメムシ、マメシンクイガ、アブラムシです。
カメムシは種類によっては葉をかじったり実に付くものがいます。
マメシンクイガは、花が咲いてさやが育つころに
卵を産み付けにやってくるので注意が必要です。
幼虫は卵からかえった後にさやの中に入って成長するので
気づかないこともあります。
食品成分由来の薬品などを使って駆除するといいでしょう。
枝豆の茹で方は水から!?
まずは基本の茹で方からご紹介します!
材料
・枝豆 250g
・塩 40g
・水 1ℓ
茹で方
①枝豆のさやの両サイドをハサミでカットする。
この作業をすることで味が染み込みやすくなります。
② 塩40gの中の10gをまず枝豆に揉み込む。
塩揉みすることで、塩気が染みておいしく仕上がります。
さやの表面の産毛が取れて口当たりもよくなります。
③ 鍋に湯を沸かし、残りの塩30gを入れる。
枝豆を洗わずに塩がついたままでいいので、すべて入れ、
時々かき混ぜながら3分30秒〜5分強火で茹でる
④ ザルにあげ、粗熱をとり完成です。
枝豆のうまみや栄養分が逃げてしまうので、
流水にはかけないようにしてください。
フライパンで蒸し焼き
・枝豆 250g
・塩 適量
・水 コップ1杯
作り方
- フライパンにコップ1杯の水を入れて沸騰させます。
②枝豆をフライパンに入れてフタをして5分ほど蒸し焼きにします。
最後に塩を振って出来上がりです。
お湯を沸かす時間も短縮出来て早く仕上がりますし、
少量の水で蒸すことで栄養分が逃げにくくなり、
旨味もしっかり出ておいしく仕上がるのでいいことづくしです。
水から茹でたり、たっぷりのお湯で茹でることは、
栄養分も逃げやすくなり、食感も悪くなるので
短時間で仕上げるのがおいしくなるコツです。
旬の枝豆をおいしくいただくための茹で方を知っておくと
子供も喜び、大人はお酒のお供に楽しめますね!