突然の腹痛や吐き気、トイレとはお友達状態。
まさか食中毒!?
起き上がることもままならなくて本当に辛いですよね。
ついつい胃腸薬などに頼ってしまいたくなりますが、対処法を誤るととても危険な場合がありますので自己判断でお薬を飲むのはお勧めしません。
さらに激しい頭痛も伴う場合は、頭痛薬を飲みたくなってしまうこともあるでしょう。
頭が割れるほどの頭痛もとても辛いので無理はありません。
ここでは「その薬ちょっと待った!突然の食中毒に伴う激しい頭痛の対処法」についてご紹介します。
どうにかしたい食中毒の 頭痛!何か良い 対処を教えて
食中毒の対処法の鍵は「脱水症状の改善」です。
食中毒でなぜ頭痛が起きるかといえば、嘔吐や下痢が生じると体内の水分が減って「脱水症状」になりそれが頭痛を引き起こしてしまいます。
頭痛が伴う食中毒は次のようなものが挙げられます。
・サルモネラ
<頭痛以外の症状 腹痛・下痢・嘔吐>
発生の原因は「鶏卵」です。
サルモネラ菌は動物のほとんどが保有しています。
そのため食品汚染を完全に防ぐのは不可能です。
加熱不足の食肉を調理した後の調理器具から二次汚染が起きることも多く食中毒になるケースがあるのです。
・カンピロバクター
<頭痛以外の症状 腹痛・下痢・発熱・嘔吐
「鶏肉」はカンピロバクター食中毒の発生源になりやすいため注意が必要です。
サルモネラと同じくほとんどの動物が保菌しています。
生食を避け、十分に加熱することで感染を予防できます。
・ボツリヌス菌
<頭痛以外の症状 めまい・視力低下・麻痺>
ボツリヌス菌は土壌や河川に潜んでいる菌で、肉類や野菜龍など多くの食品が汚染されている可能性を持ちます。
ボツリヌス菌は熱に強く、80度30分間(100度なら数分以上)の加熱で不活性化するため十分の加熱で感染を予防することができます。
・ノロウイルス
(頭痛以外の症状 嘔吐・腹痛・下痢・発熱>
ノロウイルスというと牡蠣のイメージがありますが、そうではありません。
牡蠣はノロウイルスを増殖するわけではなく蓄積するだけです。
可能性としてノロウイルスが蓄積している牡蠣の糞便により、間接的に汚染されてしまった食品からの感染が考えられます。
食中毒にかかったら直ちに内科を受診するようにしましょう。
下痢や嘔吐が続くと「脱水症状」を起こして最悪の場合、死に至ることもあります。
どうしてもいますぐ受診できない事情があるとき、とにかく頭痛には脱水症状を緩和させることがいちばんのため、水分を積極的にとりましょう。
常温のミネラルウォーターや、スポーツドリンクなどが良いです。
どう対処したら良いのかなー食中毒で頭痛も有って 発熱も有るんだけど!?
腸の中で細菌から出た熱を出す物質から発熱することがあります。
また細菌は体にとって異物なので、発熱することで細菌を排除する免疫の働きが起き、そのために発熱する場合もあります。
細菌が原因の発熱は、細菌を体の中から追い出さないと改善しません。
その細菌がどんな細菌が調べて、その細菌に対応する抗生剤を服用する必要があるのでやはり内科の受診をした方が良いです。
自宅での対処法は頭痛の時と一緒で、とにかくたくさん水分を摂ることです。
とにかく市販薬だけで様子を見ると思わぬ合併症を引き起こしかねません。
下痢止めなどで止めてしまうのも良くない場合があります。
どうしても自宅で休むというときは、出すものは出して、その分しっかりと水分を補給するようにしてください。
筆者は子どもの頃食中毒起こした時に、りんごのすりおろしだけでも戻してしまったことがあります。
落ち着いた後の食事は、野菜スープなど胃に負担のないものからした方が良いかもしれません。
適切な対処法でしっかりと休養と治療をして回復を待ちましょう。