可愛い我が子とはいえ、毎日の夜泣きは本当に辛いですよね。
「夜が来るのが怖い・・」と感じるお母さんも少なくありません。基本的欲求である睡眠欲を奪われながら体力勝負である子育てに臨むって本当に過酷です。
まさにお母さんは24時間営業!ですよね。きっと夜泣き対策もたくさんされていることと思います。
本やネットも夜泣き対策はたくさん出ていますが実は月齢や年齢で夜泣きの原因や対策ポイントも少し異なって来るのをご存知でしょうか?
そう赤ちゃんの成長と夜泣きって関係しているのです。ここでは年齢別の夜泣きの原因と対策方法をご紹介しますね。
ママ必見!夜泣きに対する生活習慣!
新生児
3ヶ月頃までは夜中に何回かおきますが、空腹感や不快感が原因なことが多いため、授乳やオムツ替えをして落ち着かせてあげましょう。
3~4ヶ月を過ぎたらある程度まとめて眠ることができるようになります。どんなに夜中起きたとしても朝起きる時間を決めて太陽の光を感じさせてあげましょう。そして夜も寝る時間を決めてリズムを整えていきましょう。
1歳代
1歳代になると体力がついてきます。1歳代で鍵となるのがお昼寝です。お昼寝が夕方にずれ込むと夜の就寝時間に影響するため極力夕方にずれ込まないようにします。
1歳にもなるとスマートフォンやタブレットを見せることもあると思いますが寝る前にそれらのものを見せると寝つきが悪くなってしまうため控えた方が良いです。
1歳は行動範囲も急に広がるため日中たくさん動くことで夜まとめて寝てくれるようになります。
2歳~3歳
この頃になるとだいぶまとまって寝ることができるようになります。
体とともに心も著しく成長している時期。不安な様子が見られた時は気持ちが落ち着けるよう安心させてあげましょう。
またこの時期は一度治った夜泣きがまた再開することがあります。この場合は夜驚症などの睡眠障害が原因となっている場合があります。
夜驚症は眠っていた子供が泣き叫んだり暴れたりする睡眠中の異常行動ですが、深い眠りから中途半端に目を覚ましてしまうことが原因だと考えられています。夜驚症も薬などはなく治療せずに様子を見ていきます。
環境を変えてはダメ?気になる対策は?
夜泣きがなかなかおさまらないとき、おんぶをしてリビングを歩いて見たり、あるいは外に出たりと環境を変えることで落ち着かせることもあると思います。
実際「環境を変えたら泣き止んだ!」という声もよく聞きます。環境を変えるのもとても良い対策と言えるでしょう。でももし環境を変えてもなかなか夜泣きがおさまらない、そんな時の対策をお伝えします。
それはズバリ「泣き止ませようとしない」です。
これは筆者の経験でもあるのですが夜泣きって、泣き止ませようとすればするほど泣き止まなかったりしませんか?しかもイライラしていればなおのこと。焦りや苛立ち、いつまでこれが続くのかという不安・・これらのお母さんの気持ちって赤ちゃんに伝わっているんじゃないかしらと思うほどです。
そこで「あー泣きたいんだねー」と子供の泣きたい気持ちにとにかく共感してあげて泣き止ませようとしない。
そうすると本当に不思議なのですが驚くくらい夜泣きがピタッと治まります。それを何日も続けていくと夜泣きの回数はどんどん減っていきます。
本当に効果的なので実践してみてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。子育ては思い通りにならないことの連続。「こっちが泣きたいよ」と思うこともしばしばです。
でも夜泣きは必ず終わります。泣き続けるお子さんに寄り添いながら夜泣き時期を乗り切ってください。