食卓にもよく並ぶきゅうり。
夏野菜なので4月ごろから5月に植えると
7月には収穫できて食べることができます。
小学校でミニトマトを育てたことがある人もいるのでは?
自分で育てた野菜は愛着もわいて、とてもおいしいですよね。
ミニトマトのように、きゅうりもお家で育てられたら
どういう風に大きくなっていくのか観察しながら育てられるので、
いい勉強になりますね。
では、きゅうりを育てるためには何を準備したらいいの?
きゅうりの苗の選び方を教えて!
まずは大事なきゅうりの苗の準備が必要です!
きゅうりの苗の選び方
きゅうりの苗は2種類あります。
- 実生苗(みしょうなえ)・・・タネから育てた苗
- 接ぎ木(つぎき)・・・病気になりにくい丈夫な品種に栽培品種をくっつけた苗
実生苗は収穫量が接ぎ木苗に比べると少ないそうです。接ぎ木苗は病気になりにくく、収穫量が多いので初心者は接ぎ木がおすすめです。
苗を選ぶポイント
・節と節の間が詰まっている
・茎が太くしっかりしている
・葉っぱの色が濃い緑で分厚い
・子葉がついている
・病気になっていない
・土にカビがついていない
・下の方に蕾がついているか花が咲いている
・ポットの鉢底穴から白い根が見える
・苗が大きくしっかりしている
きゅうりの苗の植え方を教えて!
苗以外にも準備するものがあります。
準備するもの
・ きゅうりの苗
・ 野菜用の土
・ プランター・・・深さが30㎝のもの
・ 専用の底石
・ 野菜用肥料
・ 支柱・・・高さ1m以上
・ 麻ひも
・ はさみ・・・消毒したきれいなもの
準備するものがそろったら、植えていきましょう!
植え方
- 苗にたっぷりと水分を与える。
②苗と同じくらい大きさに土をくぼませ、
苗を軽く手で押さえ根鉢を崩さないように植え付けます。
③支柱を立てて、麻ひもで固定する。
- 最後しっかりと水をあげる。
- 摘芯(てきしん)といって、実の先の葉を2枚残して
ツルの先を手で摘み取るかハサミで切って、ツルが伸びるのをとめます。
- 植えてから2週間たったら追肥(ついひ)をして栄養を足してあげる。
植えてから1~2週間ほど根が付くまでは、
土の表面が乾いたら水をたっぷりあげましょう。
根付いたら、水がかれて無くならないように水やりをしてください。
収穫
きゅうりは花が咲いて1週間ほどで収穫することができます。
初めはきゅうりの長さが10~15㎝で早めに収穫します。
2〜3本ほどは早めに収穫したあとは、
18~20㎝の長さに成長したものを収穫しましょう。
また、収穫できる時期になると朝は実が小さくても、
夕方には収穫できるサイズになっていたり、
数日見なかったらビッグサイズになってしまっていた!なんてことも。
とても成長が早いので、株がしんどくならないように
こまめにチェックして適正サイズで収穫するようにしましょう。
きゅうりは夏野菜の中でも特に病気になりやすい野菜です。
初心者の方は、病気に強い種類を選ぶことや、
丈夫な苗を選ぶことが大事になってきます。
きゅうりを育てるのに大切なこと
・病気を早く見つけること
・病気にならないように予防すること
・害虫に気をつけること
うどんこ病やべと病などにかかったら症状のひどい葉を取り、
薬剤を使ったりして病気が広がらないように早めに対処しましょう。
また、アブラムシ、ウリハムシなどの害虫には注意が必要です。
特にウリハムシは被害が大きくなるので、見つけたらすぐに取りのぞきましょう。
薬剤を使うのも効果があります。
きゅうりはもともと少し小さめで未熟な状態で食べるので、
早めの収穫を心がけましょう。
もしも大きくなってしまっても、中の種の部分を取り除き、
火を通した調理をするとおいしく食べられますよ!
せっかく作ったのだから、捨てずに大切にいただきましょう!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
なんだか作れそうな気がしますね!
枯らさないように水やりをしたり、病気になってないかと
こまめなチェックが必要になりますが、
夏が来る前にきゅうりの苗を植えて育ててみてはいかがですか?
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